筑 前 琵 琶 奏 者
寺 田 蝶 美
INFORMATION
演奏・講演等のご依頼、筑前琵琶のお稽古など、ご興味のある方はメールフォームよりお問合せください。
2024年の主な演奏・活動歴
筑前琵琶保存会
創立60周年記念演奏会
2024年9月29日
清々しい秋晴れの中大濠公園能楽堂にて
筑前琵琶保存会の第60回目の定期演奏会を記念演奏会として開催させて頂きました。
たくさんのお客様にご来場いただき、心より御礼申し上げます。お支えくださった皆様には、只々感謝ばかりです。
当日は何かと至らないことがあったことと存じますが、何とか終了できましたことに今は安堵いたしております。
今回は「平家物語」を特集しましたが、
合戦物ではない作品も多く取り上げ、登場人物の心情や思い、情景や景色を琵琶曲で表現できたらと選曲いたしました。
幽玄、見立ての世界である能楽堂でこのように照明を入れる事はお叱りを受けそうではありますが、少しでも違う事をしたい虫がどうにも収まらす…そして、ご覧くださるお客様は元より演奏する子どもたちが少しでもワクワクドキドキできるようにとの思いもありました。
客演の先生方には大変お支え頂き、またたくさんの学びの機会を頂き感謝ばかりです。
多くの皆さまにご参集頂き心に残る60回目の演奏会となりました。
今後とも変わらぬ応援の程よろしくお願い致します。-------------------------
■会場:「大濠公園能楽堂」福岡市中央区大濠公園1-5
ゆめのたね福岡スタジオヘ
2024年9月21日19時より放送
(9月28日再放送)
いつもお世話になっている石橋さんがパーソナリティをされているラジオ番組にゲスト出演が決まり、蝶陽と夏休みの間に収録に伺いました。
昨年雅号授与となった蝶陽へのインタビューや
29日に迫った60周年記念演奏会の事などを和やかにお話させて頂きました。
夏休みの良き思い出のひとつとなりました。-------------------------
ゆめのたね放送局
ブルーチャンネル フレフレFukuoka応援団
放送日 毎週土曜日午後19時〜19時30分
↓視聴リンク↓
https://www.yumenotane.jp/furefurefukuoka圓應寺 光姫忌
2024年8月24日
誕生日を迎えた今日は毎年お伺いさせていただいている圓應寺の「光姫忌」にて奉納演奏
黒田官兵衛公の御正室である光姫さまは阿弥陀さまを信仰され圓應寺を開基されました。
奉納後は一年に一度ここでお会いできる方や久しぶりにお会いできた方など楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
「圓應寺」「光姫さま」が繋いでくださるありがたいご縁に感謝!伝統文化子ども体験アカデミーinふくおか
2024年8月4日
本日も大変暑い日でしたが大濠公園能楽堂へ
会場は抽選で選ばれた夏休み中の子どもたちと保護者の皆さまでいっぱいでした。
狂言、三味線に続き舞台にて筑前琵琶の演奏をお聴き頂き、その後和室にて琵琶を弾く体験教室となりました。午前午後の部合わせて100名ほどの子どもたちが琵琶を初体験しました。
真剣な眼差しで一生懸命の子供たち
「楽しかった︎!」の笑顔や大きな声で「お願いします!」「ありがとうございまし︎た!」と丁寧にお辞儀をしてくれる子どもたち
子ども体験教室なのですが「自分も!」とあとで楽器に触れに来られた保護者の皆さま、そして親御さんに今習った事を教える子どもたち
素敵な瞬間がたくさんあり何とも幸せな時間でした。
4年前の体験教室をきっかけに筑前琵琶を始めた子供たちが今日は教室のお手伝いをしてくれていた事も感慨深かったです。福岡歴史観光市民大学
2024年7月22日
北部九州梅雨明けの発表もあり
いよいよ夏本番の猛暑の中
今年第15期となるこちらの講演会へ
毎年テーマを決めてお話しと演奏で2時間!
今年は
筑前琵琶〜福博における継承と発展〜
筑前琵琶保存会が今年60周年を迎えるにあたり
様々な振り返りをさせていただく中でお伝えしたいこと、感じたことなどをお話し致しました。
また記念誌の刊行の件についても触れ、その取り組みの意義についてもお話させて頂きました。
暑い中たくさんの受講者のご出席、そして熱心にお聴きくださった事をとてもありがたく思います。
運営スタッフの皆さまお世話になりました。赤間神宮「耳なし芳一まつり」
2024年7月15日
今年は連休最終日という事で14時から開催となった耳なし芳一まつり
朝から梅雨明け前の大雨でしたが昼頃には晴れて
蝉の声が賑やかに聞こえだし
今年は久しぶりに拝殿にての斉行でした。
多くのご参拝ご参列の中で皆さまと芳一さんを偲ぶ時をありがたく感じながら、琵琶曲「耳なし芳一」を今年も献奏させて頂きました。
さて、神事の後は筑前琵琶保存会創立60周年を記念して会員有志による献奏演奏会となりました。琵琶の名手芳一さんをおまつりする日に演奏できる事を楽しみに皆お稽古して参りました。またホールや会場演奏とは違った経験をできたと思います。
多くに恵まれ守られた貴重な演奏となりました。
赤間神宮宮司をはじめ、ご尽力くださった皆さまに心より御礼申し上げます。福岡可愛山同窓会
2024年7月7日
以前もお伺いさせていただいた福岡可愛山同窓会にて演奏いたしました。
前回を覚えてくださっていた方々からお声かけ頂き嬉しい再会となりました。
演目は時節がら「博多まつり唄 山笠」そして「西郷隆盛」の2曲でした。創建1300年の香椎宮へ
2024年7月4日
突然真夏がやってきたかと思う暑い1日でしたが梅雨の晴れ間となりました。
当日は香椎宮奉賛会総会にて筑前琵琶の演奏とお話をということでお伺いいたしました。
令和4年に香椎宮の大きな綾杉の前で演奏させて頂いたことを懐かしく思い出しながら青々と繁る綾杉にご挨拶そして参拝させていただきました。現在、中門と回廊は塗り替え修復中でお正月頃にはシートが外されるとのこと楽しみです。
歓迎夕食会
2024年6月24日
広州からのお客様を歓迎する夕食会が福岡市議会議長主催で開催されるという事で筑前琵琶の演奏をお楽しみ頂きました。
担当市議員、福岡市職員、ホテルスタッフの皆様ご準備お疲れ様でした!
そして大変お世話になりました。OTOJIRO MEET UP PARTY vol.4
〜 OTOJIRO LIVE!! 〜
2024年6月22日
福岡音楽都市協議会主催のイベント
無事終了いたしました!
ご来場頂きました皆様、応援してくださった皆さまありがとうございました。
ジャンルの垣根を越えたスペシャルステージが実現いたしましたが
今回は個人的には何と言っても琵琶曲「壇ノ浦」をゴスペルグループTEAM SURPRISEの皆さまとコラボレーションさせて頂いたことが大きなチャレンジでした。
また、フィナーレのテキーラや上を向いて歩こう、WAになっておどろうにも加えていただき会場の皆さまと楽しい時間となりました。
交流会では福岡で音楽を通して繋がる方々とお話させて頂き、新たな出会いの輪が広がりました。-------------------------
■会場:レソラホール(福岡市)
太宰府市文化協会 春の祭典
2024年5月26日
第31回を迎える春の祭典に今年も筑前琵琶太宰府教室として無事舞台を務めさせて頂きました。昨年もご来場の方々よりこの一年の成長をお褒め頂き大変励みになりました。
直前練習の成果が大きく現れていて私も嬉しいです。一同舞台に育てていただいております!
秋には糸島市で開催される福岡Ⅱブロックの演奏会に太宰府文化協会を代表して出演させて頂くことが決まりました。
日々のお稽古を大切にこれからも精進いたします。
廣田弘毅先生顕彰会
2024年5月18日
快晴の中、今年も福岡市美術館前にある銅像の前にて護国神社田村宮司の祝詞に続き、筑前琵琶の献奏させて頂きました。
廣田弘毅先生は福岡市出身、大正昭和の時代を外交官、政治家として志高く生き、第32代内閣総理大臣も務めました。日本のために尽力するも、極東軍事裁判で文官としてただひとり絞首刑を受け生涯を終えられました。
毎年玄洋社記念館会員の皆さまや福岡市議の方々などがこの像の前に参集され、この会が催行されています。
折しも今日は護国神社の参道にて市があり、辺りは人通りが大変多く、朝から近隣駐車場は何処も満車状態、お日柄も良く結婚式も複数行われていてお祭りのような賑わいでした。筑前神職会懇親会
2024年5月16日
今日は神社御関係の皆さまが参集される中
「古事記」より
イザナギイザナミの国生み物語
〜黄泉比良坂のくだり〜
を演奏致しました、
皆さま集中してお聴きくださり
かけがえのない時間となりました。
変わって演奏後は和やかに
楽しいひとときをご一緒させて頂きました。第63回福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」
~届け!祭りの笑顔と元気!~
2024年5月3日
晴天に恵まれ第63回福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」は最高のどんたくとなりました。
筑前琵琶保存会どんたく隊は予定していたすべての行程を元気に楽しく巡ることができました。
あたたかくお迎えくださった訪問先の皆さま
沿道で応援、ご声援くださった皆さま
ありがとうございました!
そして出演者、サポートの皆さまお疲れ様でした。
一緒に楽しむことができて嬉しかったです!
博多の賑わいの中で海外からのお客様は一層多く
急速に建て替わっていくビルの間を歩きながら変わりゆく福岡、新しい街福岡を感じました。福岡城西ロータリークラブへ
2024年4月23日
ホテルオークラ福岡にて開催されている例会にお声掛け頂き、筑前琵琶のお話と演奏をさせて頂きました。
筑前琵琶保存会60周年の記念事業の事もあり、張り切り過ぎて時間いっぱいとなり、最後は少し慌ただしいパワーポイント繰りとなってしまいました。
想いは伝わっていますように…日蓮宗妙見山徳栄寺へ
2024年4月21日
福岡市早良区野芥にある徳栄寺へ
今年開山九十周年とのことで記念法要が行われ
雨模様の中、本堂から溢れんばかりに信徒の皆さまが参集され力強い読経の声が響き渡る素晴らしい法要が執り行われました。
筑前琵琶の奉納演奏は、はじめに柊子ちゃんの『祇園精舎』、そののち日蓮聖人御一代記より龍ノ口の御法難のくだりを演奏させて頂きました。
敷地面積20,000坪の徳栄寺は四季折々の自然豊かなところ、次回は絶景の紅葉の季節に訪れてみたいです。第五回 博多蝶美会
~筑前琵琶春の演奏会~
2024年3月31日
今年も福岡市美術館ミュージアムホールにて春の演奏会を開催いたしました。応援くださった皆さまありがとうございました。
〜世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし〜
桜に翻弄された一日でした!
桜は何も悪く無いのですが…
散り際に間に合うかなと思っておりましたが、俄かに見頃の週末となり嬉しく思ったのも束の間、周辺は舞鶴公園、大濠公園共に大賑わい、渋滞や駐車場満車のお声を多数頂き申し訳けなく思っています。館内もお手洗いの混雑、ロビーもたくさんの往来
それでも、皆さん日頃のお稽古の成果を発揮して全力演奏で頑張りました。かけがえのない経験をまた一つ積み重ねた一日となりました。本日からまた新しい曲へのお稽古がスタートします。9月29日の第60回の記念演奏会に向けて一同邁進いたします。
株式会社てら岡
新会長・社長就任記念パーティー2024年3月29日
博多の老舗料亭てら岡さんのパーティーに伺い祝宴演奏をさせて頂きました。各界より多くの方々が参集され盛大な会となりました。
蝶美会開催や記念の折々にお世話になっているてら岡さんの益々ご発展を祈念いたしております。服部県知事との交流懇親会
2024年3月29日
夕刻からは福岡県知事公舎にて開催された「九州の女」主催の懇親会にて演奏
桜はまだ咲き始めの頃でしたが、緒方文香先生の柳川さげもんを飾って頂き華やかな舞台になりました。同じく中庭でお点前もあり桜を模ったお菓子と共に多くの皆さまがお抹茶を愉しまれていました。
-春の宵 桜の饗宴-新井理恵子さんの南京玉すだれに始まり、佐渡睦さんの笛の独奏、多久島法子さんの仕舞「羽衣」 筑前琵琶は「桧原桜」を演奏、後半は仕舞、笛、アコーディオン、鳴り物とのコラボレーション 懇親会を前に参集された皆さまに楽しんで頂きました。 懇親会は華やかに賑やかに 桜の開花が進む夜となりました。
第10回桧原桜賞表彰式
2024年3月24日
福岡市立南市民センターで開催された桧原桜賞表彰式へ
桧原桜公園の桜に想いを馳せながら
筑前琵琶曲「桧原桜」を演奏させて頂きました。
今年も素晴らしい短歌がたくさん
受賞者の皆さまおめでとうございます!筑前琵琶鑑賞
2024年3月7日
母校である福岡女学院高校へ今年も「平家物語」の演奏に伺いました。
昨年まで密を避けるため講堂で開催されていた授業も今年はこちらの教室での平常開催となり、皆さんとの距離も近く表情や反応を確認しながら進めることができました。
皆さん真剣に聴いてくださり、授業後も何人かの生徒さんが質問やお話にいらっしゃいました。
今年担当してくださった国語科の先生も卒業生とお聞きして、なんだか嬉しくあたたかい気持ちになりました。
高校の校舎の建て替えがほぼ完成しているとのことで帰りに渡り廊下から見学させて頂きました。中学校舎のすぐ隣へと場所も変わっていて驚きました。
変わりゆくところ、変わらないところを感じた一年振りの母校訪問となりました。中学校音楽科の授業へ
2024年2月29日
雨模様の中、宗像市まで
福岡教育大学の山本百合子先生が中学1年生にむけて音楽科の特別授業をされるということでお弟子の紗羽ちゃんとマイクなしの筑前琵琶生演奏をお届けにまいりました。皆さん熱心に聴いてくださり素敵な時間となりました。
各回代表の方4人ずつに体験もしていただき、時間いっぱい筑前琵琶に親しんでいただきました。最後にお礼の言葉をいただきましたがその素晴らしさに大変感服いたしました。2023年の主な演奏・活動歴
第18回福岡文化連盟まつり
~藝術舞台2023~2023年12月16日
福岡市立南市民センター文化ホールにて開催された福岡文化連盟の公演にて筑前琵琶の演奏させていただきました。
青年部は既に卒業となっていますが、今回はありがたくも創作舞台「金印」のメンバーに加えて頂きました。
創作舞台「金印」〜志賀島で発見された金印は有名ですが、実は卑弥呼に送られたとされるもう一つの金印があるとのこと。そしていまだ発見されていないその金印が何と今日発見か⁉︎
という感じのストーリーですが、能、狂言、日本舞踊、ピアノ、能太鼓、筑前琵琶、更に詩、絵画、朗読、香炉、そして印鈕と様々なジャンルが関わって作り上げる舞台となりました。
ピアノと太鼓と琵琶の合奏部分もあり実験的試みを楽しみました。
またサラ=カイリイさんが弥生時代に想いを馳せて創作された「蒼世紀」の詩を語らせて頂きました。
弥生時代の女性が意中の人を浜辺で眺めながら詠む詩だったので波の音から始まる演出をしてみました。
それから久しぶりに日本舞踊の若柳菊さんとのコラボレーション。麗しい卑弥呼の姿にうっとり!筑前琵琶にて卑弥呼の苦悩する心の内を表現しました。
新しい試みから様々なアイデアが浮かび楽しい学びの時間となりました。筑前琵琶保存会雅号免状式
2023年12月3日
筑前琵琶保存会の雅号免状式を三年振りに開催
鶴陽満里さん(小学6年生)に雅号授与
鶴蝶陽となりました
式典でご挨拶をするために過去の記録を振り返っておりましたところ、2016年の今日12月3日に陽満里ちゃんに出会っていたことがわかり何というめぐり合わせだろうと驚きました。7年後に雅号免状式を迎えるとは当時全く想像もしない、小さな5歳の女の子でした。
それからお稽古を続け、様々なところで演奏し、今日まで皆さんに大変可愛がっていただいております。本日の「本能寺」の演奏は秋の演奏会から更にお稽古を積んで高みを目指しました。
皆さんに祝福していただき、愛に溢れる素敵な式となり記憶に残る佳き日となりました。演奏もスピーチも素晴らしかったです。感謝を忘れずこれからも楽しみながら琵琶を続けてほしいと思います。
皆さまには変わらぬ応援の程よろしくお願いいたします。坂本八幡宮 神戻し
2023年11月25日
年末並みの寒波到来との予報に寒さを覚悟して向かいましたが思ったほどは冷え込みもなく、佳き神戻しとなりました。
今年は演舞台の設営も復活され詩吟や日舞の奉納もありました。
ここに太宰府在住の子供たちと一緒に参加させて頂けることが嬉しくありがたく、「繋ぐ」を実感できた瞬間でもありました。
終了後は宮司を囲んで氏子会の皆さんのとの語らいの時間も過ごさせて頂きました。今年も氏子会の皆さまのご準備に心から感謝です。
出雲よりお戻りになられた神さまが変わらずこの地をお守りくださり
平和で穏やかな日常でありますように...ヤマトタケルの物語
2023年11月23日
久しぶりに新幹線に乗って行く先は新神戸、更に車で1時間ほど行くとようやく三木市にあるゴルフ場へ到着です。三木市には驚くほどたくさんゴルフ場がありました。
今日はこちらの開場記念競技会後に行われた記念演奏会にお招き頂きました。
演目は立松社長のリクエストにお応えして
「古事記」第12代景行天皇の御代のお話
ヤマトタケルの物語より
「倭建命 熊曾征伐の篇」
「倭建命 野辺の火難の篇」
どちらも新作披露となりました。
こちらには昨年香椎宮にてご縁をいただいた
マークエステル氏の作品がたくさんあって
演奏させていただいた場面の作品もありました。
本日は宮中催事である新嘗祭の日にあたり、草薙剣でヤマトタケルが草を薙ぎ平らかにした場面を演奏することができて巡り合わせに感動いたしました。
アンコールは三種の神器とともに海底深くお沈みになられた安徳天皇と二位殿の場面の「壇ノ浦」を演奏。
車窓より移り行く大地を眺めて束の間の旅気分を味わいました。西島公民館にお伺い
2023年11月10日
小郡市にある西島公民館に演奏にお伺いしたら神社の境内に到着、なんと竈門神社でした!
お呼びくださったのかも?と思いました。
こちらは民家建ち並ぶ中にあり宝満山にある竈門神社とはまた違う趣きでした。
楽しみに待っていてくださっていた皆さまとの交流やふれあいにあたたかい気持ちにさせていただき
笑顔いっぱいの演奏会となりました。筑前琵琶で語る太宰府の物語
太宰府市文化ふれあい館2023年11月3日
文化の日は太宰府にて2時間のライブ演奏!
全6回にわたる講演会の最終回をお任せいただき
レクチャーコンサートとなりましたので、太宰府での活動や曲の解説も含めながら演奏致しました。
演目は
令和大宰府梅歌、宝満山讃歌、宝満山の蛙たち、
苅萱物語、15分の休憩ののち、嗚呼壮烈岩屋城、風雲立花城
「宝満山の蛙たち」は春吉公民館の文化祭から駆けつけてくれた福島紗羽さんに別パートを、そして会場に親子でご来場されていた吉山明咲さんに朗読をお願いしました。
新曲「風雲立花城」は「嗚呼壮烈岩屋城」の続編として制作した曲だったので早くもこの二曲を続けて演奏できる機会となり嬉しく思いました。
ロビーには太宰府茶道文化連盟さんによるお茶席が設けられ、宝満山の蛙が可愛い梅園さんのお菓子でお手前を頂戴いたしました。第59回筑前琵琶保存会
定期演奏会〜鬨の声〜2023年10月29日
福岡市内にあるパピヨン24ガスホールにて開催いたしました定期演奏会は多くのご来場と応援を賜り無事終了いたしました。心よりお礼申し上げます。
◆合奏曲「宝満山の蛙たち」
高橋康徳さんの法螺貝吹奏で始まり琵琶曲「宝満山讃歌」の一節を演奏、各章のタイトルがスクリーンに表示されると井芹さんの素晴らしい朗読、そして合奏演奏が始まります。スクリーンにはケーブルステーション福岡様、宝満山のヒキガエルを守る会様よりご協力をいただき山登りをするカエル達の様子などを映しました。
◆新作「風雲立花城」は「嗚呼壮烈岩屋城」の続編として制作しました。甲冑武者姿の道雪会皆さまが応援に駆けつけてくださいました。立花宗茂公もご来場でした。
◆終演後のロビーは賑やかでした。皆さまとの記念撮影、まさゆめさかゆめさんのバームクーヘンは完売、あたたかいお言葉をたくさんいただき、楽しい時間となりました。-------------------------
■ 会場:パピヨン24ガスホール(福岡市博多区千代1丁目17-1)
■ 主催/後援:福岡県・福岡市・福岡市教育委員会・(公財)福岡市文化芸術振興財団・福岡文化連盟テレビ放送「FBSめんたいワイド」11月3日オンエア
ご視聴ありがとうございました
筑前琵琶保存会定期演奏会で今回初演の合奏曲「宝満山の蛙たち」を取材していただいておりました。
合奏は10人でしたが宝満山がある太宰府市在住の明咲ちゃんに密着取材となりました。
最終練習日や明咲ちゃんの自宅練習、本番当日の様子などが放送されました。たくさんの感想や励みになるお言葉を頂きましてありがとうございました。
見逃された方はこちらからご覧ください。
https://www.fbs.co.jp/fbsnews/news96ksv04p04d41hnywl.html専立寺にて親鸞さまの琵琶曲
2023年10月8日9日
福岡市中央区にある浄土真宗本願寺派法光山専立寺は筑前琵琶保存会初代会主嶺旭蝶先生縁のお寺
博多どんたくの時のほか折に触れお伺いさせて頂きますが8日は本堂改修落慶法要が盛大に執り行われ
筑前琵琶曲「板敷山」を献奏させて頂きました。
9日は親鸞聖人御誕生八百五十年立教開宗八百年慶讃法要が執り行われ「石の枕」を献奏。
どちらも嶺先生の声の記憶が懐かしく残る親鸞聖人の有徳を伝える琵琶曲です。
子どもの頃一緒に琵琶のお稽古していた姉弟子さんにも久しぶりにお会いでき嬉しいひと時も過ごせました。変わらぬ応援に感謝、そして初心に戻ってまた頑張ろうと決意を新たにしました。光雲神社
黒田長政公四百年祭2023年10月7日
福岡藩初代藩主黒田長政公の没後400年の記念祭に光雲神社、
そしてホテル日航福岡にて筑前琵琶の演奏をさせていただきました。
日中平和友好条約締結45周年
チャイナフェステバルin九州
2023年9月23日
筑前琵琶保存会の定期演奏会も近くそれぞれの個人練習が忙しい時期ではありますがようやく季節も良くなってきたので楽しい合奏演奏も!
天神中央公園にて開催されたフェスティバルに参加させていただきました。
筑前琵琶 ✕ 新体操
昨年香椎宮でご一緒させていただいた堤佳乃子先生率いるサザンドール新体操クラブの素敵な皆さんとの共演で出演者26名の華やかな舞台となりました。
琵琶の可能性をこれからも模索していきます!
貴重なご縁と経験を頂きありがとうございました。UMEBOSHI LIVE
2023年9月15日
パリよりアコーディオン奏者の伊藤浩子さん、津軽三味線奏者のシルヴァン氏(澤田春吟)が来福
お二人で結成されたUMEBOSHIとしての日本初LIVEを企画させて頂きました。
浩子さんには「九州の女」メンバーとして渡仏の際大変お世話になり、福岡にいらっしゃるならば何とかお力になりたいとの思いが通じ、会場いっぱいのお客様となりました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
津軽三味線らしいあの旋律にアコーディオンが合わさり新感覚のサウンド、浩子さん作曲のCD挿入曲、お馴染みの日本の曲もたくさんあり、楽しいライブとなりました。
私もちょっとだけご一緒させていただきました。
そして最後は、皆さんとシャンゼリゼ音頭
津軽三味線と筑前琵琶、似ているところと違うところ皆様にも感じて頂けたかと思います。
「初めまして」と「お久しぶりです」の声が賑やかに飛び交う素敵な夜となりました。
人と人との繋がりに心から感謝!-------------------------
会場:月みちるBAR
福岡市中央区大名1-10-5 2階圓應寺光姫忌
2023年8月26日
黒田官兵衛如水公のご正室光姫さまが開基されたお寺、圓應寺で開催された光姫忌の法要にて筑前琵琶曲「照福院殿光姫さま」を演奏させていただきました。
今年は黒田長政公400年忌、忠之公370回忌の年でもあり、第三十五世ご住職の読経の声響く中、厳かに法要が執り行われました。
紙芝居を始めさまざまなご奉納が続き華やかな催事となり、光姫さまもきっとおよろこびの事と思いました。お弟子の鶴陽満里も筑前琵琶の演奏をさせて頂きました。伝統芸能 X イマーシブ演劇
「耳なし芳一」2023年8月25日~27日
~公演中 書家悠杏さんと~
大濠公園日本庭園茶会館にて3日間で6公演
無事終了しました。
残暑厳しい中、ご来場くださいました皆さま
本当にありがとうございました。
2年ほど前からお話をいただきながらようやく実現した書家の悠杏さんの共演は
平家物語「祇園精舎」
芳一の身体に描く「般若心経」
紙を滑る筆の音、墨をつけ筆を整える時間、完成を見守るお客さまの視線、6回の公演、同じことのないライブパフォーマンスを楽しみました。
実は6枚のパネルは演者、黒子の皆さんが後ろで支えていらっしゃって、このパネルを駆使しながら芳一のお芝居が展開していきます。~公演中 クライマックス~
最終日の午前中も細かい箇所の調整
演出をはじめ最後まで追求をやめないキャスト、スタッフの皆さんに脱帽
若さ溢れる元気な現場でした!
おかげで息をのむ映像と音響の仕掛けが分かり
この中に自分がいた事に驚愕
たくさんの私の我儘も詰め込んでもらい
色々叶った舞台となりました。
初めて筑前琵琶で「耳なし芳一」を演奏したのは10代の頃、赤間神宮への奉納も先代の会主と一緒に演奏させていただき、いつしかひとりでも演奏。
10年ほど前には、世ばなし会「夏の世ばなし」で「平家物語後日譚 芳一」を巽慎之介さんと制作、和洋楽器と語りと舞による舞台をしました。
そして今回お声掛けいただきイマーシブ演劇の世界へ!素晴らしいキャストの皆さん、演出・脚本・映像・音響さん、それを束ねる主催と制作さんのお力でこの景色に出会うことができました。心より感謝です!
琵琶といえば「芳一」と思って下さる方が多いのでライフワークように夏になると演奏する事が多い「耳なし芳一」は私が長く考え続けている作品のひとつです。今回観に来てくれた若い琵琶演奏者さんたちにも何か伝わったと思います。作品が受け継がれ、これからの更なる進化を期待します。-------------------------
https://www.ship-s.jp/sou_pro/
■場所:大濠公園日本庭園 茶会館アクロス福岡
筑前琵琶コンサート2023年8月4日
13時半からと15時からの2回
アクロス円形ホール前にての演奏
無事終了いたしました。
終わってみれば福岡県内のお客様の方が多かったのですが、福岡在住でも初めて琵琶をお聴きになる方がたくさんいらっしゃって琵琶を知っていただく良い機会となりました。海外からのお客さまも何組かいらっしゃったので福岡の思い出のひとつになれば嬉しいです。
-------------------------
筑前琵琶コンサートの間で体験教室を開催しました。蝶美会
2023年7月30日
いつも応援してくださる皆さまにお集まり頂き
日頃の感謝を申し上げるとともに一年の活動報告や今後の活動予定をお話する会を今年も開催させて頂きました。
今年は秋に迫った59回定期演奏会の概要、来年迎える筑前琵琶保存会60周年記念事業の進捗状況、また6月の渡仏のことなどもお話しました。
お一人ずつお話を伺いましたが、素敵なお話に笑顔溢れる時間となり、久しぶりにゆっくりと楽しむ事ができました。
最後にはこれからの取り組みへの決意を申し上げ、加賀田さんの素晴らしい博多手一本にパワーを頂きました。<博多蝶美会>
高橋紹運公の菩提寺へ
2023年7月27日
太宰府にある岩屋山西正寺にて第438回岩屋城戦犠牲者追悼法要が行われ筑前琵琶曲『嗚呼壮烈岩屋城』を献奏させていただきました。
法要は「阿弥陀経」を皆で唱え、読経の声が繋がる時間が流れ、祈りに満ちた素晴らしい式でした。この地で多くの命が失われた夏に思いを馳せる時間となりました。
〈岩屋城の戦いそして西正寺〉
〜まもなく豊臣秀吉公が天下統一をする頃のこと、
九州で勢力を拡大していた島津軍が、太宰府にある岩屋城に大軍を率いて迫ってきました。城主高橋紹運は2週間籠城し善戦するも7月27日遂に763名全員が討死あるいは自刃するという壮絶な最期をむかえます。最後の決戦を前にして皆の菩提を弔うことを頼まれた藤内左衛門丞重勝は紹運の持仏像を持って山を下りました。
敵味方なく大勢の菩提を弔うこととなった重勝は西正寺を開基し、のちに浄土真宗に属し、現在のご住職で19代目となります。音楽の楽しみ方講座
「心に響く筑前琵琶の世界」2023年7月22日
筑紫野市文化会館にて開催された演奏会は
定員を超えるお客さまのご来場となりました。
暑い中お運びくださった皆さま本当にありがとうございました。そして筑紫野市文化会館の皆さまの完璧なご準備の数々、お部屋ごとに素敵なお花が飾られていたり、楽屋のホワイトボードにはメッセージ、また演目の藤原虎麿ゆかりのお菓子もご準備くださっていました。
細やかお心遣いに感激でした。
久しぶりの再会もたくさんで嬉しかったです。
今回は〜レアな音〜ということでご縁を頂き演奏させて頂きましたが、レア音のままでは継承が難しいこともお伝えできたと思います。多くの方々に知っていただき親しんでいただけるようにと私自身が再確認できた演奏会となりました。
赤間神宮
耳なし芳一まつり
2023年7月15日
早朝の山笠、世界水泳、コンサート、野球と大賑わいの福岡より一路山口県下関にある赤間神宮へ
直前に雨が降って少しだけ涼しくなりましたが例年にない暑さと湿気の中、芳一堂前にて奉納演奏させて頂きました。
想定を超えるご参集があり椅子のご準備がない方も多くなり心配いたしましたが、体調不良を申し出られる方もなく最後まで皆さまご参列してくださり安堵と感謝でした。
蝉の音響く中、粛々と流れる時間を感じながら、「耳なし芳一」の世界に思いを馳せました。第14期福岡歴史観光市民大学
筑前琵琶・黒田家ゆかりの物語2023年7月10日
九州北部は梅雨末期、
線状降水帯発生で朝から大雨
それでも主催より開催とのご連絡を頂き今年も2時間の講演と演奏を致しました。
例年たくさんの受講者なのですが、
流石に今日は出席者は少なめでした。このような中、受講してくださった熱心な皆さまに感謝!
久しぶりにお会いできると思って来てくださった方々もいらっしゃって嬉しい再会もありました!
それでも内容はとても濃いものを準備しました。
大河ドラマ軍師官兵衛放送からの様々な出会いとご縁のお話、また黒田家ゆかりの曲を四絃、五絃合わせて6曲程演奏。中でも姫路の廣峯神社内に官兵衛神社ができたお話、珪化木や御神体のこと、奉告祭、鎮座祭、奉祝祭の写真は皆さま興味を持ってご覧頂けたと思います。わたしも当時を振り返ることができて貴重な経験だったと改めて思いました。
きっとまもなく梅雨明けですね。
被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。西の都太宰府音楽祭2023
2023年6月25日
プラムカルコア太宰府市民ホールで開催された今年の太宰府音楽祭はアンバサダーに米良美一さんをお迎えしてチケット完売となり大勢のお客さまの中で開催されました。
古代日本の「大宰府」は賓客をもてなす国際都市であったことを多くの方々に知っていただきたいとの思いをこの音楽祭に託し、地元の皆さんが力を合わせて毎年作り上げています。今年は新たなお力添えが加わり、韓国からHEUのお二人をお招きししたり、太宰在住のアーティストドルチェや同出身のアーティストネオンテトラの出演もあり例年にない音楽祭となりました。
私は太宰府ゆかりの作品「令和大宰府梅歌」と「宝満山讃歌」を演奏させて頂きました。
米良さんの歌唱は前日のリハーサルは客席より、当日は舞台袖より拝聴、「ヨイトマケの唄」はきっと涙だと覚悟していましたが、新曲「手紙」も優しさ溢れる曲で皆さん涙涙の感激でした。最後には「花は咲く」を参集の皆さんと大合唱で盛り上がりました。
たくさんの出会いがあり全力で楽しんだ一日でした。九州の女祭り in France
2023年6月7日~
フランス パリ
一般社団法人「九州の女」の皆さんと6月7日より15日までの日程でパリに行って参りました。
「九州の女」の先輩方が海外に行かれた事があると伺っておりましたがまさか自分が行くことになるとは
多くの方のご尽力でスリにも遭わず元気に戻って参りましたことをご報告申し上げますと共に個人旅行では得られない多くのことを学ばせて頂いたことを心より感謝しています。
今回はパリのギャラリーDiscover Japanに展示をしたりMaison Waにて体験教室をしたりと、私たちの事を知って頂く旅でした。
更に毎年開催の「九州の女祭り」をパリにて行うことになり会場のcentre culturel italienにて10日(土)の夜に筑前琵琶の演奏をしました。
「平家物語」「南極探検 白瀬矗」の演奏の他
大筆書きパフォーマンスの多喜さんが書かれる「桜咲く」「めで鯛」のとのコラボレーション、
「ぼんちかわいや」は、しゃもじの音で博多どんたく風に、またパリ在住のアコーディオン奏者伊藤浩子さんとの「シャンゼリゼ音頭」は振り付けもして盛り上がりました。
お酒やおつまみも用意してオープニングアクトの最後は皆さんとの交流も楽しむことができました。会場オーナーのAntonioさんは三線を弾かれるとの事で琵琶にも興味を持ってくださりパリで琵琶を教えませんかとお誘いも
多くの方に出会い、大変お世話になりながらの私たちのパリ滞在が始まりました。筑前琵琶体験 パリ
オープニングアクトの余韻醒めやらぬ翌日は Maison Waにて筑前琵琶の体験会
楽しみに待っていてくださる方々との出会いが何よりも嬉しく、ついつい真剣になってしまいます。 演奏を聴いて頂いたり、琵琶についてのお話をしたり、実際に楽器に触れて弾いて頂いたり、写真を撮ったりなど。
最後にはバイオリン奏者の方とのセッションもあり楽しい時間となりました。
Discover Japan へ
体験教室が終わったので展示販売をしているDiscover Japanへ
九州の女のメンバーで体験教室の空き時間などに商品の説明などのお手伝いを交代で担当することになっていました。今回渡仏されてない方々の作品も託して頂き展示されました。
ボンジュールとメルシーしか喋れない私は、せめてものお手伝いにと考えてひと肌脱いでのご案内。
写真を撮っていたらたくさんの方が足をとめてお店に入って来てくださりご購入も
俄かに忙しくなりました‼︎
日本語でお話しくださる方もいらっしゃって交流もできました。廣田弘毅先生顕彰祭
2023年6月3日
玄洋社記念館主催の顕彰祭が5年ぶりに開催となり筑前琵琶曲「廣田弘毅」を献奏させて頂きました。
福岡市美術館の護国神社側からの入り口に銅像が建立されています。
大使、大臣、激動の時代に総理大臣へ
粛軍叶わず文官でありながらただ一人刑を受け
黙して逝った人物が郷土福岡に在ったことを
これからも語り伝えていかなければと思いました。
春の祭典
2023年5月20日
第30回を迎える太宰府市文化協会主催の公演に今年も参加させて頂きました。
いつもながらご準備くださるスタッフの皆さまに感謝ばかりです。
昨年より着実にレベルアップしている子供たちの姿にこの一年を懐かしく振り返るひとときでした。
皆さんよく頑張りました!<博多蝶美会>
福岡県知事を囲んで交流懇親会
2023年5月19日
一般社団法人九州の女が主催する懇親会が知事公舎にて開催されました。
心配された雨もあがり澄みわたる空気の中、篠笛奏者の佐渡睦さんとご一緒させていただき筑前琵琶の演奏をしました。
服部県知事をはじめ参集の皆さまとの交流の中で多くの気付きやこれからへのヒントを頂き、またあたたかい激励の言葉に勇気をいただきました。 久しぶりお会いできた方がたくさん、そして新しいご縁もいただき実りある楽しい会となりました。第62回 博多どんたく港まつり
2023年5月3日
令和5年5月3日、62回目を迎える博多どんたく港まつりは100万人の人出となり博多の賑わいが一気に戻ってきました。
筑前琵琶保存会どんたく隊も予定していた全ての行程を無事終えることができました。 パレードではたくさんの沿道のお客さまの声援と笑顔がとても印象に残りました。博多の街に海外からのお客さまもたくさん!
またお祭り本舞台では「世界水泳ふくおかどんたく隊」の後の演奏だったので、舞台袖で松岡修造さんや大吉さん他選手の方々にお会い出来ました。そしてたくさんのお客さまの中演奏させて頂きました。
TBSテレビのゴゴスマの生中継では琵琶隊のパレードの様子が映ったそうでたくさんの方からお知らせをいただきました。他に冷泉公園でもJ:COMの生中継に出演いたしました。
迎えてくださった皆さま、応援、ご声援くださった皆さまに感謝です。そして出演者スタッフの皆さんお疲れ様でした︎!最高に楽しい1日でした!天神文化塾
2023年4月20日
福岡文化連盟主催の天神文化塾にて演奏とお話 テーマは「黒田52万石」 柳生新影流の長岡鎮廣さん、茶道南坊流教授の稲冨宗花さんとご一緒させていただきました。
演奏は黒田藩ゆかりの曲の中から 黒田長政公の善政と母里太兵衛の名槍日本号のエピソードからなる「藤巴」、官兵衛ものがたり「有岡城」から官兵衛救出の件を演奏させて頂きました。 コーディネーターの歌人桜川冴子先生は中学高校の恩師でもあります。久しぶりにお会いできて、先生のお話もお聴きできて嬉しい時間となりました。
ゲスト席ということで最前列で柳生新影流の実演を拝見させて頂きました。迫力が凄すぎました!
北里事務局長始め文連スタッフの皆さまお世話になりました。筑前琵琶 春の演奏会
2023年4月16日
今年も春の演奏会を開催いたしました。
ご来場下さいました皆さま、ご助力くださった皆さまに心より御礼申し上げます。
冬から春にかけてお稽古してきた曲をたっぷりと演奏するおさらい会で、普段個人稽古をしている会員同士の交流や刺激を目的としています。
14名13曲の演奏会となり、お客様にもお付き合い頂きましたがそれぞれが課題に向かって努力した成果を披露できたと思います。久しぶりに打ち上げもできました。
さて、私は「南極探検 白瀬矗」を演奏 この曲は矢野信保先生作詞で以前「白瀬中尉」のタイトルで演奏歴があります。今回タイトルを改めて久しぶりに演奏しました。 実は直前の4月10日に南極観測船しらせが日本に戻ってきたというニュースを見てこの曲に決めました。最近はTVやドローン撮影などの映像も見ることが出来るようになった南極、観光にも行けるようになりましたが、その始まりは大変苦労があったことを知ることができます。犬橇が行く様子や轟くブリザードや吹雪の様子を琵琶の音で表現するところが聴きどころの曲ですが、自分で作っておきながらなかなかの難曲、制作時のことを思い出しました。
今年また何処かで演奏したいと思います。
----------------------------------------------
■場所 福岡市美術館ミュージアムホール(福岡市中央区大濠公園 1-6)
<博多蝶美会>日印文化交流フェスティバル
〜花祭りによせて
2023年4月8日
南蔵院の釈迦涅槃像前特設ステージに多くの皆さまにご来場頂き、また在大阪・神戸インド総領事のニキレーシュ・ギリ氏が見守られる中、フェスティバルが華やかに開催されました。
今回はブッダ生誕の日に筑前琵琶曲「釈尊讃歌」をインド舞踊のサキーナさんとご一緒できてとても素敵な日となりました。
また、創作コラボレーション「不動明王〜地球への祈り」では博多金獅子太鼓の筑紫珠楽さん、南蔵院副住職の林覚竜さんほかたくさんの方々と作品創作をさせて頂きましたことを嬉しく思います。
多くのお力添えに心より感謝です!
ありがとうございました。高場乱銅像建立記念式典
2023年3月31日
昨年11月11日に実行委員会が発足し、一番の弟子でもある「頭山満」の曲を演奏させて頂いてから4ヶ月半ほど過ぎ、令和5年3月31日銅像が完成(人形師中村信喬先生作)崇福寺にて除幕式となりました。
その後ホテルオークラ福岡にて記念式典が執り行われ 筑前琵琶曲 新作「高場乱先生讃歌」を初演いたしました。 今回は高場乱研究の第一人者である浦辺登先生が作詞をしてくださり思いのこもった作品に仕上がりました。
式典は吉住講さんの狂言で開会となり、ご関係の皆さまやご来賓のご挨拶、浦辺登先生の卓話、岩城朋子さんの語り芝居も素晴らしく賑やかな会となりました。
高場乱(たかばおさむ) 〜幕末から明治を生きた男装帯刀の福岡藩眼科医。 人材育成を志して私塾を開き多くの人財を育てた。柳川伝承まり・さげもん研究会25周年祝賀会
2023年3月7日
素晴らしい手まりを制作されている緒方文香先生の記念祝賀会にお招きいただき筑前琵琶を演奏させて頂きました。
祝演に続き、立花宗茂公を大河ドラマにと活動をされている「道雪会」の皆さんの登場音も急遽お引き受けすることになって甲冑武者たちを盛り上げました。
手まりを愛する皆さまや文香先生のご家族の祝福があたたかくて和やかな会となりました。福岡女学院高校へ
2023年3月6日
今年も母校である福岡女学院高校で「平家物語」の演奏をさせて頂きました。
国語科、古典文学に興味を持っていただけると嬉しいです。
春は『平家物語』
2023年2月
一ノ谷、屋島の戦いは二月、壇ノ浦の戦いは三月で
春は平家物語名場面の季節です。
関門海峡を眺め、風を感じながら、源平合戦の世界へ思いを馳せました。
豊かな時間を過ごさせて頂き感謝です。熊本阿蘇へ
阿蘇蔵農園竣工式
益城町の木山神宮 阿蘇神社
2023年1月
いつもお世話になっている油機エンジニアリングの牧田会長が始められた新たな事業が阿蘇の地に愛され、ご隆昌であるようにと願い演奏させていただきました。
そして、熊本といえば、熊本地震被災神社復興支援企画に参加させて頂いた折に訪れた益城町の木山神宮と阿蘇神社、改めてお詣りに伺い復興の様子を拝見させていただきました。
-「博多蝶美会」活動のご紹介 -
主に博多蝶美会会員の皆さんの演奏などを中心にご紹介しています。
(2022年以前の活動は「WORKSセクション」にてご覧いただけます)
-------------------------
博多蝶美会では筑前琵琶のお稽古をおこなっております。
興味のある方はメールフォームよりお問合せください。
-------------------------
【2024年】
◆9月21日(28日)放送 鶴蝶陽「ゆめのたね放送局 ブルーチャンネル フレフレFukuoka応援団」収録
◆8月5日 鶴蝶陽「伝統文化子ども体験アカデミー(大濠公園能楽堂)」にて演奏
◆5月26日 太宰府市文化協会「春の祭典」にて演奏
◆5月3日 第63回福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」パレード参加
◆4月21日 柊子ちゃん 日蓮宗妙見山徳栄寺 開山九十周年記念法要にて『祇園精舎』奉納演奏
◆3月31日 第五回 博多蝶美会~筑前琵琶春の演奏会~
◆2月29日 紗羽ちゃん「中学校音楽科の授業」にて演奏
◆2月12日 咲良ちゃん、朱莉ちゃん「いとしまこども食堂ほっこり」にて演奏
◆1月14日 咲良ちゃん 鳥飼公民館「新春の集い」にて演奏
【2023年】
◆12月3日 鶴陽満里さん雅号授与「鶴蝶陽」となる
◆11月25日 山本朱莉ちゃん 、吉山明咲さん 坂本八幡宮 神戻しにて演奏
◆10月15日 空龍くん 敬老祝賀会にて演奏PROFILE
寺 田 蝶 美
Terada Chobi
筑前琵琶保存会会主
嶺青流 師範
4歳より祖母内田旭潮の影響で筑前琵琶を始める。
嶺旭蝶師、青山旭子師に師事。青山学院大学文学部卒、NHK邦楽技能者育成会37期卒。日本琵琶楽協会会員、福岡文化連盟会員、福岡音楽都市協議会 理事、春吉公民館筑前琵琶サークル講師、博多蝶美会主宰
2014年福岡文化連盟青木賞奨励賞受賞。筑前琵琶保存会定期演奏会出演、博多どんたく参加、筑前琵琶教授の他、伝えたい古典文学や歴史、時事を題材に自ら作詞作曲演奏する。演奏曲は古典から現代曲、コラボレーションと幅広く、演奏場所は各種学校、イベント、寺社など多方面にわたる。また筑前琵琶の普及にも努めている。
2017年9月福岡アジア文化賞授賞式にて秋篠宮殿下同妃殿下の御前で祝賀演奏、2019年6月G20福岡おもてなしイベント@承天寺にてライトアップされた石庭にて演奏した。- 寺田蝶美オリジナル作品 -
【 宝満山の蛙たち<合奏曲> 】 2023年
【 風雲立花城 】 2023年
【 功山寺決起 】 2021年
【 夢想権之助 】 2020年
【 桶狭間の戦い 】 2020年
【 廣峯讃歌 】 2019年
【 箏音小督 】 2019年
【 鵯越の逆落とし 】 2019年
【 倶利伽羅峠 】 2019年
【 令和 大宰府梅歌 】 2019年
【 九州戦国史 耳川の戦い 】 2018年
太宰府八景より【 太宰府天満宮 】 2018年
【 武蔵寺伝説 藤原虎麿 】 2017年
【 大宰府梅歌 】 2017年
【 和歌で綴る野村望東尼 】 2017年
土居善胤「花かげの物語」より【 桧原桜 】 2017年
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より【 さそりの火 】 2017年
【 釜掛の松 】 2017年
【 元禄赤穂伝 ~吉良邸討入りの件~ 】 2016年
【 濡衣物語 】 2015年
【 嗚呼 壮烈岩屋城 】 2015年
【 照福院殿光姫さま 】 2015年
【 苅萱物語 】 2014年
「平家物語」より【 若き六代 】 2014年
【 官兵衛ものがたり 有岡城 】 2014年
【 レクイエム 】 2013年
【 宝満山讃歌 】 2013年
【 天晴 曲垣平九郎 】 2012年
【 八百屋お七 】 2010年
他
- 主な演奏曲 -
「平家物語」より
【 祇園精舎 】【 敦 盛 】【 那須与一 】【 壇ノ浦